終わりの始まり
https://stop-netgame.hatenablog.com/entry/2018/06/09/042351
※初めての方は上の記事から順にお読みください。
2010年、待ちに待ったFINAL FANTASY XIV(以下、FF14)をプレイする日がやってきました。様々な思いを胸に秘め、いざ蓋を開けてみると…
これがまぁ、酷い出来でした。
その酷さは筆舌に尽くし難いものがあり、控えめに言ってクソゲー。「旧FF14 失敗」などで検索すれば当時の悲惨な様子がいくらでも出てくると思います。
とても2010年のMMORPGとは思えないようなユーザーインターフェイスとレスポンスの悪さ、退屈なゲームデザイン、魅力のないフィールドなど、スクウェア・エニックスのイメージを地の底まで落とし、ファイナルファンタジーシリーズの終焉ではないかと言われるほどの失敗作だった。
http://kultur2.blog.fc2.com/blog-entry-1977.html
上記の内容は誇張抜きで全て事実であると断言出来ます。一応リリース前にはβ(α)テストという、事前にゲームに触れられる機会があり、私もテスターとして参加していたので、嫌な予感はしていましたが、リリース時にはいくらなんでももっと良くなっているだろうと期待して待っていたのです。しかし、予感は的中。結局内容ほぼそのままで発売日を迎えました。
期待が大きかっただけに失望も大きく、私はすっかり意気消沈してしまいますが、運営はその後失敗を認めます。開発チームを見直し、また一からゲームを作り直すこととなりました。
そして3年後の2013年、「FINAL FANTASY XIV: 新生エオルゼア」として再誕。旧FF14の失敗が嘘のような素晴らしいゲームに生まれ変わり、地まで落ちていた人気を見事回復させるという、大復活を遂げます。
復活までの間も私は細々とネトゲは続けていました。いい加減、この時点でネトゲから完全に足を洗うべきだったと思います。タイミング的にも、この時が一番良かった。
しかし、新生FF14の情報が徐々に公開され始め、リリースが近づくと、案の定、今回もプレイする気マンマンで発売日を心待ちにしている自分がいたのです。同じ過ちをなぜ繰り返すのか。
この時点でも「ネトゲから離れよう」という気持ちは少なからずあるのですが「1~2ヶ月程度プレイしたら満足してネトゲから綺麗さっぱり卒業出来るだろう」などという、甘い考えで自分を言い聞かせ、ごまかす。自分のことながら情けなくなります。
引きこもっている間はどこか楽観的でした。自分なら5年後、10年後にはうまくやっていると。その頃にはさすがに引きこもり生活も止めて自立出来ているだろうと。自分ならなんとかしていると、そういう根拠のない自信だけはありました。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im7785585
気づけば15年。何一つ成し遂げないまま、時間だけが過ぎていました。よくある話ですが、今頑張らないやつが明日頑張れるわけないんです。結局、自分から動かなければ何も変わらない、それが現実。
ここで新生FF14に手を出したが最後、結局それから1~2ヶ月どころか、5年近くプレイすることになります。
当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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