MMOにおける「マルチプレイ恐怖症」
https://stop-netgame.hatenablog.com/entry/2018/06/09/042351
※初めての方は上の記事から順にお読みください。
少し前の話ですが「マルチプレイ恐怖症に共感の声」という記事を目にしました。
詳しくはリンク先の記事を参照して頂くとして、私もその記事の内容に非常に共感したのです。オンラインゲームで誰か(NPCではなく中の人がいるプレイヤー)とパーティ(チーム)を組んで遊ぶことをマルチプレイといいますが、その場合、友人や知人と遊ぶでもない限り、基本的に知らない人と組むことになります。
そのような状況でミスが続いたりすると自分のせいで味方に迷惑をかけていないかと不安を感じるようになっていきます。挙句の果てには不安が恐怖に変わり、完全に萎縮してしまってゲームをプレイするのが怖くなってしまう。これをマルチプレイ恐怖症と呼ぶのです。
私がプレイしていた「FF11」や「FF14」といったMMOと呼ばれるジャンルのゲームは特にそうなってしまう要素が多く、それが原因でゲームから離れていく人も多くいました。
FF14の「レイド」というコンテンツは8人でパーティを組んで挑むのですが、非常に難易度が高く、クリアする為には一ヶ月近くの間、8人で集まっては毎日毎日何時間も練習し、本番では8人全員が練習してきた内容を一糸乱れぬ動きで15分間続ける必要がありました。
途中で誰か一人がちょっとしたミスを侵すだけで全滅してしまうので、自分のせいで他7人の数十分という時間を無駄にしてしまうのです。一人ひとりにかかるプレッシャーは筆舌に尽くし難く、自分のミスが続いてしまった時の精神的負担は相当なものでした。大縄跳びと例えられることがありましたが、まさに言い得て妙でしょう。
私がオンラインゲームから離れることになった理由の一つがマルチプレイに辟易してのことなので冒頭の記事のことに共感する人が増えてきたことにも納得です。知り合いの中にはゲーム内でのやり取りで病んでしまって実生活に影響が出てしまった人もいたくらいです。
オンラインゲームは不特定多数の人と遊べることが魅力でもある反面、生身の人間を相手に遊ぶのでこういった問題も出てきます。皮肉な話ではあります。
当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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