会話とチャット - ネトゲ廃人の末路

※初めての方は上の記事から順にお読みください。

　バイト中の話になりますが、現場に移動中の車内で「自分と先輩の二人だけ」という状況がありまして、この時間が非常に辛いのです。

　嫌がらせを受けているとかそういうことではなく、相手側に問題があるわけではありません。車の中の「狭い密室に一対一」という状況が精神的プレッシャーを与えてくるのです。

　何か一言発するだけでも、頭の中ではあれこれ考えてしまい、それが多大なストレスになってしまいます。

　・何を話せばいいのか？
　・どう返せばいいのか？
　・この話題は地雷にならないか？
　・話しかけるのがそもそも迷惑では無いだろうか？　等など……

　沈黙に耐えられず何とかして場を持たせようとするのですが、それだけで気が滅入ります。ただ車に乗っているだけなのに、いつ会話が途切れるかを考えると不安に押しつぶされそうになって気の休まる時がありません。

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　そのような状況が続いてくると「会話って何だろう」と行為自体に疑問を感じるようになり、辛い思いをしてまで無理にコミュニケーションを取る必要も無いのではないか……とすら思うようになってきました。

　やはり、実際に面と向かって人と接するというのは、文字だけでコミュニケーションを取ってきたネットゲームの中とは訳が違います。ネットの世界に閉じこもり、人との繋がりを断った生活の代償は思った以上に大きく、思考もネガティブになり、果ては対人恐怖症と実生活に支障が出てしまいます。

　ネットゲームにハマり実生活が疎かになっている人はゲームの世界に逃げてばかりでなく、現実……リアルを第一に考え、大事にして下さい。気づいてからでは遅いのです。今ならまだ戻れるのですから。

当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました！

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