ネトゲ廃人の末路

ネットゲームにハマり15年以上引きこもった体験談

虚空への前奏曲

https://stop-netgame.hatenablog.com/entry/2018/06/09/042351

※初めての方は上の記事から順にお読みください。

 私は10年以上引きこもって、その間ほぼネットゲーム(以下、ネトゲ)しかやっていませんでした。

 引きこもっている間、何をして過ごすかは人それぞれだと思いますが、そこでネトゲを選択するのは最悪と言えるでしょう。

 引きこもるといっても、ずっと部屋に籠もって何もせずに過ごすという人はそう多くないはずで、たまには外に出たり、部屋に籠もるにしても趣味に没頭するなり、何かしらの活動をしているでしょう。

 それが例え音楽や映画、漫画やアニメといった娯楽に興じるだけだとしても様々な作品に触れることで見識を深め、人生にとって全くの無駄になるということはないと思います。
 しかし、ネトゲの場合は違います。ネトゲの中毒性は非常に恐ろしいもので、一度ハマるとそれ以外のことはどうでもよくなってしまいます。中には色々なネトゲを渡り歩く人もいるでしょうが、自分の場合は同じタイトルを何年間もずっと続けてきました。ネトゲの中で知り合った人たちも同様に同じゲームを長期間続ける傾向がありました。

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 私はあるネトゲ約7年、もう一つのネトゲ5年くらい費やして、それらをプレイしている間は食事や睡眠の以外の時間はそのゲームをプレイする以外、何もやってきませんでした。極端な話、ネトゲに費やした10年以上の期間、私が得た経験や知識というのはそのたった2つのネトゲに関することしかないのです。

 部屋から外の世界に出て誰かと会話することになってもプレイしてきたネトゲ以外の経験が無いので会話の引き出しが全く無く、どうしようもなくなり、そうなると喋ることも出来なくなって結局話すことを止めてしまうという悪循環に陥ってしまいます。

 ただ引きこもるにしても、その中でどのような経験をするかによって引きこもりから脱した時に大きな差が出来てしまうのです。長い人生、辛いことばかりで引きこもってしまう期間があっても仕方がないかもしれませんが、そこでネトゲにだけは手を出さないようにして下さい。


当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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