色褪せた世界
https://stop-netgame.hatenablog.com/entry/2018/06/09/042351
※初めての方は上の記事から順にお読みください。
2002年から続けてきたFINAL FANTASY XI(以下、FF11)ですが、プレイ開始から6~7年経った頃、純粋にゲームを楽しめているのか疑問に感じるようになってきました。
ネトゲの楽しさはネトゲ内で出来た友人の存在が大きいとこれまでの記事でも述べましたが、その友人達が徐々に減り、一人で遊ぶ時間が増えてきたのです。*1
友人達がゲームから離れていくのは仕方のないことではありました。単純にゲームに飽きたり、他に夢中になることが出来たといった理由の他に、リアル(現実世界)での生活環境が変わって、これまでのペースで続けるのが困難になり、辞めざるを得ない状況になるという、長年続いているゲームならではのワケもあったりして、様々な理由を機に年々友人達はFF11から去っていきました。
そうして自分の周りから仲の良かった友人達が少なくなっていくと、不思議なことに、これまでと同じように遊んでいても、あれだけ楽しかった冒険が色あせて見えるようになったのです。
正直、当時のFF11のバランスはお世辞にも良いとは言えず、ゲーム体験を共有出来る相手がいないと楽しいどころか苦痛に感じることも多々あり「なぜ一人でこんなことを続けているのだろう」と虚しさを感じるようになりました。
その頃からゲームを続ける意味を見失い、いい加減ネトゲから離れようと思うようになります。…なるのです、が、その反面、これまで現実から逃げ続けてきた現状をなかなか受け入れることが出来ません。(厄介なことに無駄にプライドだけは高い)
自分なりに日々悩もうとはするものの、どうすべきなのか答えは一向に出ず、その間もネトゲだけは相変わらず続けていました。楽しさは薄れても、プレイしている間は何も考えずに済むからです。
結局、最終的にはゲーム自体の楽しさはどうでもよくて、辛い現実から逃げる為に依存しているのです。もうアル中と一緒ですね。
(1)まず中毒性のあるシステムでゲームに没頭させる
(2)そして膨大な時間をゲームに費やし社会復帰が困難に
(3)現実から逃れる為に更にゲームに没頭する
(2)の時点で自分を信じれるかどうかでしたが、残念ながら私は(3)のフェーズにまで進んでしまい、手がつけられない状況まで落ちていきました。
そんな中、2010年に「とあるネトゲ」がサービスを開始することとなります。
当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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*1:サービスが長く続けばそれだけ新たな出会いも少なくなっていく