タイム・イズ・マネー
https://stop-netgame.hatenablog.com/entry/2018/06/09/042351
※初めての方は上の記事から順にお読みください。
少し前の記事で徐々に外へ出ていくようになったと書きましたが、引きこもり期間が長かったため、自分に自信が持てなくなってしまいました。
私の場合、15年近く引きこもっていたわけですが、当然その間はオンラインゲーム=ネットゲーム(以下、ネトゲ)しかしていません。本来であれば様々な経験を経て、ある程度成熟しているであろう年齢にも関わらず、中身は学生時代から大して変わっていないという現実。
自分が周りからどう思われているか、それがなにより怖いです。「その歳でこんなことも出来ないの?わからないの?」そういったプレッシャーが常に付き纏い、会話の際には相手の顔もろくに見れません。反応を見るのが怖いのです。そうなると印象も悪くなり、悪循環に。
これをご覧になっている全ての人に言いたいですが、時間は何より貴重です。そんなことは百も承知だとは思います。でも本当にそうで、時間だけはどうしようもありません。全ての人に平等に与えられる時間。だからこそ、使い方だけは間違えないようにしなければいけません。
私のように多くの時間を無駄にしてしまうと、やる気自体はあっても、結局何をやるにしても遅すぎる気がして、諦めに繋がってしまいます。
http://seiga.nicovideo.jp/seiga/im6584287
私のようにだけは絶対にならないで下さい。ネトゲは百害あって一利無しです、言い切れます。「ネトゲでの楽しかった思い出は何ものにも代え難い」と現実逃避したり、「ネトゲをやらなかったとしても結局似たような趣味で時間を潰すだろうから大して変わらない」と開き直るシチュエーションはよく見ますが、納得しないで下さい。ネトゲに手を出したら最後、人生終わります。
中には健全な生活を続けつつ趣味の一つとして楽しまれている方もいるかもしれませんが、深みにはまって抜け出せなくなる可能性がある限り、ネトゲは絶対に勧められません。どんな人でもその可能性はあります。いつそうなるかは分かりません。現実世界での生活を第一に考えて下さい。
ネトゲ(MMO)はあくまでゲームですが、私の場合、ゲームとして楽しんでいるというより、続けていないと自分としての「アイデンティティー」を失ってしまいそうな気がして止められない、そういった部分がありました。
ゲーム内には居場所があり、何でも出来るヒーローですが、現実に戻ったら自分という人間は無価値でしかなくなる、それが怖くて仕方が無かった。単純にゲームが面白いというだけで何年も続けていたわけではありませんでした。
いつしか楽しむためにやるはずのゲームが、ゲームを続けることでしか自我を保てないという、手段の目的化ともいえる状況になっていたのです。
ゲームの中には自信に溢れた自分がいました。今は現実との落差で一層惨めに思えてきて、冒頭でも述べた現状へ繋がっているのかもしれません。
当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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