ネトゲ廃人の末路

ネットゲームにハマり15年以上引きこもった体験談

仮想と現実

https://stop-netgame.hatenablog.com/entry/2018/06/09/042351

※初めての方は上の記事から順にお読みください。

 ネトゲをやっていると自然と生活の中心がネトゲになってしまいます。単純に面白いから止められないという理由も勿論大きいのですが、それだけでなく、ゲーム内で起こる出来事(イベント)が現実世界とリンクしているからです。

  私がプレイしていたゲームの一つ「FINAL FANTASY XIV(以下、FF14)」を例に挙げてみましょう。

 FF14には週に決められた回数しかプレイ出来ないコンテンツがあり、毎週特定の曜日にこのフラグが解除されます。プレイヤー達は毎週このリセットのタイミングを逃さないようにしなければいけません。私は毎週その時間を何よりも優先して空けていました。他にも日替わりで更新されるノルマがあり、それも毎日こなさなければいけません。

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 以前の記事でも書いたと思いますが、ゲーム内で誰かとパーティを組んでいれば(遊んでいると)自分だけの都合で急に抜けることもできず、そういったことでも時間は拘束されます。

 こちらも例を挙げると、現実世界で予定があって、そろそろログアウトしようかと思っていた時にゲーム内の知り合いから連絡がきたとします。その内容が「以前から行きたかったコンテンツへの誘い」で、その機会を逃すと次に行けるのはいつになるか分からないようなものだった場合、リアルよりそちらを優先してしまう。そんなことはしょっちゅうでした。*1

 ゲームをしていない時でも「今日はログインしたら○○をやって、次に○○を片付けて…」といった感じで、常に頭の中はゲームの予定で一杯。現実でやるべきことがあっても後回しになりがちでした。というか、もうこうなるとどっちが現実なのか分かりませんね。
 時間が取れる時だけログインすればいいじゃないか、と思われる方もいるでしょう。はい、それが普通です。しかし、それで落ち着ける人間ならここまで手遅れになるわけもなく。とにかく他の人に遅れを取りたくない、その一心でゲームに食らいつく。そんな状態でした。


当記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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*1:一人での攻略が無理なコンテンツは人を集めなければいけないが、そういう大規模なイベントは主催の負担も大きく、挑めるチャンスも少ない